「リコメン堂」などのECサイトを運営するジェネレーションパスは、2024年から専門性の高いECサイトを続々と開設している。今後、3年間のうちに100店舗の展開を目指している。
2025年10月期は10店舗を検証的に運営する。事業性を十分に見定めた上で、店舗数の大幅な拡大を見込んでいる。各店舗の年間売上高は6000万円を目標としている。
20年近くEC事業を展開している同社の取引企業は1000社以上となり、大手ECモールやノンジャンルのECサイトだけでは、全ての商品を効果的に販売するのが難しくなっているという。専門性に優れた自社サイトを多数展開することで販売の拡大を狙っている。
さらに「量産できない」「価格統制が効かない」などの理由から、大手ECモールへの出品を控えるメーカーの商品も、専門店型ECであれば販売できる可能性が高まると考えている。
同社で専門店型ECを運営する強みとして「既に豊富な商品数を持っており、ジャンルも多岐に渡るため、あらゆる面からアプローチできる。さらに物流や販売ノウハウ、顧客対応まで自社で完結できるシステムがある」(担当者)とした。
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