カゴメの2025年1-3月期(第1四半期)における通販売上高は、前年同期比8.6%増の29億9700万円だった。野菜ジュースやサプリメントの通販「健康直送便」の定期顧客数が前年を上回り、主力商品のつぶより野菜やスープが好調に推移したとしている。
ただ、広告費の投下などにより事業利益は同70.1%減の6100万円となった。
通販事業を含む全体の売上高は同0.3%減の671億6700万円で、ほぼ横ばいとなった。一方、営業利益は同68.1%減の47億4300万円で、大幅な減少となった。
飲料や通販は好調だったものの、トマトペーストの国際的な市況が下降に転じたことで、同商品を主に扱う国際事業がやや苦戦している。さらに2024年に計上した、Ingomar(イングマール)社の段階取得に伴う特別利益がないことも影響しているとしている。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信