BEENOSグループのパートナーである配送会社と、EC運営企業や海外に商品を送りたい事業者をマッチング、海外への荷物の配送業務を担う。
オペレーションについては、入庫や海外発送に対応した梱包、書類作成、カスタマーサポートを行い、料金は一律税込495円で、送料は別途発生する。
同社の倉庫へ商品を搬入すると、受付情報がシステム連携され、最短で出荷作業を行う。
越境ECの「知識や経験の不足」「梱包の難しさ」といった課題を解決し、企業は販売に集中できるとしている。また、月間1件からという小ロットにも対応する。海外販売や輸出、インバウンド消費の取り込みなど、海外進出を支援する。卸販売といったBtoBの輸送にも使用できる。
オタク趣味に応える/日本のECが拡大
BEENOSは、「越境ECヒットランキング 2023」の調査結果を発表した。「世界総オタク化消費」をキーワードに、世界のさまざまな「オタク趣味」に応える日本の越境EC市場の拡大が見られた。伸長ランキングの1位は「タレントグッズ」で、2位「おもちゃ・ホビー・グッズ」3位「ファッション」だった。カテゴリー別ランキングの1位は「おもちゃ・ホビー・グッズ」だった。
また、Z世代においては、「コンパクトデジタルカメラ」といったレトロ商品も人気だった。ボーダレスに購入する「タイムマシン購買」傾向とみている。
購入世代はこれまで30代の男性が多かったが、若年層と女性の購買も目立ち、幅広い層に拡大したようだ。