アリババグループ傘下のAlibaba International Digital Commerce Group(アリババインターナショナルデジタルコマースグループ、本社中国)は5月13日、運営する越境ECアプリ「TAO(タオ)」について、日本におけるアパレル事業戦略の発表会を開催した。TAOビジネス統括責任者・葉剣秋(ヨウ ケンシュウ)氏は、「これからTAOは、日本のファッション市場への展開をさらに加速し、これまでにないファッションEC体験を提供していく」と語った。その一環として、AIを活用したコーディネートアシスタント機能によって、新しい購入体験を実現するという。
▲TAO登壇者のフォトセッション現在「TAO」では、日本ユーザーに向け、500万点以上の服飾品を取り扱っている。
「TAO」ではこのほど、アリババの最新AI「Qwen(通義千問、キューウェン)」を活用した、「AIエージェント」機能の提供をスタートした。AIによって、ファッションコーディネートだけでなく、ライフスタイルの提案や、趣味のアシスタントも行うという。ディープラーニング技術の活用によって、ユーザー一人一人に合わせた、暮らしのアイデアを提供するとしている。

▲AI機能のタッチトライコーナー

▲発表会の展示スペース
5月16~25日の期間、東京でポップアップストアを開催している。オフラインの展開も強化していくという。

▲最高のクローゼット TAO」
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。