東京・埼玉エリアで配食サービスを展開する武蔵野フーズ(本社埼玉県、常盤暁雄社長)は25年4月から一般消費者の集客窓口を、医療施設の紹介からECサイトに一本化した。医療施設から要望があった場合には対応するという。
同社が運営するECサイト「健康宅配オンラインショップ」では、塩分やタンパク質を調整した弁当を揃える。糖尿病患者などの利用が中心だったが、具だくさんのスープや、発酵食材を使用したカレーなどを展開したところ、健康を気づかう層から好評を得ているという。治療食の実績が、健康的な食品の信用につながっているとみており、ECサイトの利用から宅配サービスへも認知が広がることに期待を寄せている。
同社はECを新しい販路の一つと捉えて強化を図る方針。前年を大きく上回る売り上げ目標を掲げる。SNSの運用を強化して、新規層獲得を図る。
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