アンカー・ジャパン EC売上高は500億円か 2024年12月期売上高は782億円に

モバイルバッテリーやイヤホンなどのメーカーのアンカー・ジャパンは5月22日、新製品発表会「Anker Power Conference 2025 Spring」を開催、猿渡歩社長が、2024年12月期の業績について、明らかにした。売上高は、前期比約50％増の782億円となったとしている。アンカー・ジャパンのEC売上高は、本紙推定で500億円だったとみられる。発表会では、新規事業としてカフェ事業への参入も発表した。

2025年12月期においては、イヤホンブランド「サウンドコア」ブランドにおいて、国内シェアナンバーワンになったことも明らかにした。主力のイヤホンのブランドは、販売台数が累計150万台超となったとしている。

カフェ事業については5月24日、第一弾として、東京・汐留に、前席に充電スポットを備えた「ANKER STORE＆CAFE」をオープンする。カフェではミーティングルームも備えており、オンラインで予約ができるという。

発表会では、新製品として、超高速データ転送が可能になる「Anker Prime ドッキングステーション」や、ポータブル電源「Anker Solix C1000 Gen 2Portable Power Station」などを発表した。