猿渡社長によると、2024年12月期においては、イヤホンブランド「サウンドコア」ブランドにおいて、イヤホン関連製品で国内シェアナンバーワンになったことも明らかにした。主力のイヤホン「Soundcore Liberty 4(サウンドコア・リバティー・フォー)」は、販売台数が累計150万台超になったとしている。
ロボット掃除機やポータブル電源など、単価の高い商材も大幅な売り上げ増加に寄与した。
アンカー・ジャパンでは、直営店や家電量販店への販路を拡大している。ただ、現在も主要な販路は「アマゾン」だとしている。現在も、全体の売り上げの50%はモバイルバッテリーなどの「チャージング」関連製品が占めているとしている。
猿渡社長は本紙の取材に対して、「年商1000億円が見えてきた。トランプ関税など外的要因は懸念しているが、今のところ利益率は悪化していない」と話している。