集英社は5月23日、ECサイト「HAPPY PLUS STORE」の実店舗である「そごう広島店」を改装した。
以前の売り場よりフィッティングルームを広くし、サロンスペースとして顧客満足度向上を目指す。年間の目標客数は3800人、店舗からの新規のアプリ会員獲得数は1200件としている。
ECサイトは、雑誌編集者らとバイヤーが選んだファッションアイテムや美容商品を取り扱う。
実店舗はOMO施策の強化を目的に常設している。ECサイトで獲得したクーポンが利用できるほか、実店舗での買い物がクーポン獲得に反映されるため、ECサイトアプリの新規登録・利用につながっている。
顧客とオフラインのタッチポイントとしてニーズを把握、今後は商品企画や買い付けにも生かしていく考え。
サロンスペースを設けて顧客単価のアップなどの効果を見込む。ECサイトで商品を見てから試着を目的に実店舗を訪れる人が増えており、接客に時間をかけて納得して商品を選んでもらうことで顧客満足度を高め、リピーター獲得を狙う。
そごう広島店では、デニムのアイテムの売り上げシェアが約15%を占める。ECサイトで用意しているデニムの別注モデルもそろえて、販売強化していく予定。百貨店を利用する富裕層に向けたラインアップも提案していく。
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