ALL IN ON OUR Future(私たちの未来に全精力を傾ける)をテーマにした今回のイベントでは冒頭、米国本社ニュースキンエンタープライズのライアン・ナピアスキーCEO兼社長がサプライズで登場した。
ナピアスキーCEOは、ニュースキンエンタープライズの40年の歴史を振り返った後、新たな章に入ることを宣言し、新製品「PRYSM iO」を紹介した。
さらに、「IKIGAI(生きがい)」について言及した。
「IKIGAIは、『人生の目的を見つける』という意味がある。私たちの人生にこの言葉を組み込むことができるのなら、非常にパワフルになると考え、それがニュースキンのミッションに通じるものがあると思った。ニュースキンこそ、IKIGAIだ」
ニュースキンエンタープライズのグローバル・プロダクト・リサーチ&ディベロップメント統括責任者を務めるヘレン・E・ナッグス博士は、ニュースキンの技術開発における科学と研究とともに、(1)遺伝子研究に基づく独自の成分ブレンド(2)独自の成分ブレンドをどうやって肌に届けるか(新しいデリバリーシステム)─について解説した。
ニュースキン・サイエンティフィック・アドバイザリーボード・チェアマンのジョセフ・チャン博士が「PRYSM iO」を解説。「PRYSM iO」は、指先を載せるだけで15秒以内にウェルネススコアを測定できる。抗酸化の数値だけでなく、将来は、さらにいろいろな要素を測定できると強調した。
現在、デバイス用のアプリは開発中だが、「PRYSM iO」をドッキングステーションに搭載すると、スキャンされた情報がスマホなどのモバイルにインプットされ情報を統合、栄養状態について回答できるようになるという。
「『PRYSM iO』は、非侵襲的なバイオハッキングのデバイス。20年以上の『バイオフォトニックスキャナー』で収集したデータベース(2500万以上のスキャンデータ)を構築しているため、他社はまねできない。クオリティ・オブ・ライフを改善し、健康寿命を延ばしたい。ニュースキンは、まさに統合されたビューティー&ウェルネスカンパニーだ」
2日目のセッションは、ニュースキンエンタープライズのグローバル・セールスプレジデント兼エグゼクティブ・バイスプレジデントのジャスティン・キーゼル氏がスピーチ。日本市場の業績について称賛した。
日本におけるサークル・オブ・エクセレンス(COE、コミッション総計100万ドルを超えたリーダー)は、500人近くが達成。総売上高に対するサブスクリプション率(ADP)は、日本が世界1位で、リテンション率はグローバル平均の12倍に達しているという。

▲約8000人の会員が参集したコンベンション会場の様子
キーゼル氏は今年の戦略として、インド市場への進出準備と「PRYSM iO」の二つを挙げた。
「『PRYSM iO』はまず、チームエリートから早期導入権を獲得できる。2026年までに1000万スキャンの実施を目標にしている」
さらに「PRYSM iO」早期購入権取得条件も発表した。
(1)サクセストリップ2026ハワイを達成したブランドディレクター以上の昇格の達成者(2)チームエリートトリップ2026南アフリカ サンシティをめざすチームエリートカウント者が条件で、2025年11月から発売開始予定─とした。
最後に、小林和則社長がエンディングスピーチ。
「ニュースキンの強みであるミッション、プロダクト、オポチュニティ─の三つの柱がさらなる進化を遂げて、今日ここにいる皆さん、皆さんから始まるニュースキンに携わってくれる方々、そして、われわれのフォース・フォー・グッドを通じてエンパワーされている方々をより一層大きく広げていきたい」
新しい施策として、フォース・フォー・グッドプレゼンツ「ONE MUSIC FES2025」を7月29日に幕張メッセで開催することを発表した。
イベントでは、タイトル達成者の表彰やスピーチを行った。