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2023.12.16

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ポーラ、5年連続でゴールドを受賞 がん患者の労働を支援する取り組みで

「がんアライ部」が主催するアワードで5年連続受賞

化粧品訪販最大手のポーラ(本社東京都、及川美紀社長)は12月12日、「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」が発表した、第6回「がんアライアワード 2023」で、ゴールドを受賞したと発表した。ポーラは、同アワードのゴールド賞を5年連続で受賞している。

「がんアライアワード」は、がんを治療しながら働く人を応援する団体を表彰する制度。がんとともに働きやすい企業であることを宣言し、具体的な取り組み内容から優れた活動を表彰している。がん患者の味方を表す「アライ(ally)」かどうかも評価するという。

表彰されたノウハウを社会全体で共有することにより、がん患者が治療をしながらイキイキと働くことができる社会を目指すことも求めている。

ポーラは2018年4月から、販売員であるビューティーディレクター(BD)に向けた「がん共生プログラム」の提供している。BDのがん検診にかかる費用を年1万円まで補助する。BDの組織のトップであるグランドオーナーに対しては、人間ドックに相当する総合検診の費用の全額を補助している。がん治療中・療養中のBDに対して、最長24ヵ月間の手当てを保証する「療養支援制度」もある。

こうした、がん患者の労働を支援する取り組みについて、社内の勉強会を実施したり、新メンバーの加入を訴えたりする活動が、量的・質的に進化していることなどが評価されたという。




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