中古自動車の越境ECなどを展開するビィ・フォアード(本社東京都、山川博功社長)は5月26日、「ガリバー」を運営するIDOM(イドム)と、車両情報の連携を開始したと発表した。
今回の連携は、IDOMが保有する在庫車両情報を、ビィ・フォアードの越境ECサイトに掲載し、海外向けに販売する取り組み。IDOMとしては、従来通り国内向けの販売を行いながら、海外向けにも販売できるようになるとしている。
ビィ・フォアードでは2020年から、「ビィ・フォアードマーケットプレイス」というサービスを提供している。同サービスでは、運営する中古車輸出の越境ECプラットフォームのサイトを、海外マーケットへの参入を狙うサプライヤーに無料で提供しているという。サプライヤーがサイト上に商品を掲載したあとは、販売から輸出、納車までをビィ・フォアードが対応する仕組みとなっているのだという。
今回のIDOMの連携のように、多数の商品を掲載する際には、両者のシステムをAPI連携させることにより、管理工数を大幅に削減できるとしている。
同サイトには既に、約47万台の車両が掲載されている。掲載車両数は、今回の情報提携により、さらに増加する見込みとなっている。
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