山野社長は「こうして60周年を迎えることができたのも多くの取引先や関係者の皆さまのおかげで、深く感謝を申し上げたい。60年前は創業者の父が魔法瓶ポットのメーカーとして家庭用品を中心とした卸業をしていた。卸売りから直販も始めてサングループとして事業を拡大してきた。お客さまを第一に考えて、お客さまから出会って良かったと言われるような営業をさらに強化していく。これから70周年、100周年を目指して、社員一同、精一杯努力していきたい」と話した。
来賓のあいさつで、あかりホールディングスの山田寛行社長は「50年継続できる中小企業は0.96%と言われる。コロナ禍は人を呼ぶことができないことで苦しい時期もあった。サングループの社員の皆さんは真面目な人が多い。創業者の山野義夫会長は『社員も本物』『商品も本物』と常々話していた。創業者の思いを磨き上げて、お客さまに喜んでいただける会社になってほしい」と激励した。

▲約240人が参加した「創立60周年記念式典」会場の様子
記念講演では、元阪神タイガース監督の矢野耀大氏が講演。パーティーでは、創業から60年を振り返る映像のほか、モノマネタレントの坂本冬休みのショーなどが催され、盛況のうちに終了した。