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2023.12.15

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【ヒットの予感】 斬新デザインのポーチ <「”深淵”ポーチ」> ニーチェの哲学から着想

使いやすい大きさ

クイズ王・伊沢拓司率いる東大発の知識集団「QuizKnock(クイズノック)」のウェブメディアやユーチューブチャンネルを運営するbaton(バトン、本社東京都、衣川洋佑代表)が販売する、「深淵」をモチーフにした黒色のポーチが人気だ。斬新なデザインだけではなく、コスメや充電器が入る使いやすいサイズ感も好評だという。
 
「”深淵”ポーチ」は、ECサイト「QurioStore(キュリオストア)」の秋の新商品として発売した。哲学者フリードリヒ・ニーチェの「長いあいだ深淵をのぞき込んでいると、深淵もまたお前をのぞきこむ」という文章から着想を得たデザインだ。ポーチの内側にある「あなたを見返すような眼差し」の目が特徴だ。

「哲学から着想を得たアイテムは二つ目。『のぞき込む』という動作ができるアイテムとして、ポーチの形にした。目の色や形にこだわった」(コマース部ECチーム マネジャー田村佐和子氏)と説明した。


▲ポーチを開くと目が合う

外側はシンプルな黒のレザー調で、職場や学校でも使いやすい。ポーチの外側には、ドイツ語で「深淵」を意味する「Abgrund」という単語と、ニーチェ本人を模した、コインのようなデザインの引き手がついている。コスメやアダプターなどの小物がちょうどよく入る大きさだ。

新商品の告知については、Xとインスタグラムのリール機能を活用している。
 
「Xは新商品などの新しい情報がすぐに伝わる印象だ。インスタグラムのリール機能を使ってみたところ、再生数が予想以上に多く、フォロワーも増えた。インスタグラムは発売から時間の経った商品の注目も集まりやすいので、Xと使い分けたい」(同)と話した。
 
商品の大きさは縦13センチメートル、横17.5センチメートル、幅7センチメートル。素材は合成皮革。デザインは、企画デザイン「2時」と協業した。




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