ベルーナは6月6日、営業利益250億円の達成を目指す中期経営計画を掲げた。安野清社長は「各事業の柱を太く強くし、できるだけ早期に達成する」と意気込んだ。
中期経営計画では、各事業における営業利益の目標を設定した。プロパティ事業は90億円、データベース活用事業は60億円、専門通販事業は50億円、アパレル・雑貨事業は20億円、呉服関連事業は25億円、その他事業は5億円を掲げる。
それぞれの達成に向け、商品開発のブラッシュアップや既存施設のバリューアップを推進する。収益性が期待できない事業は撤退、縮小する方針だ。
2028年3月期を最終年度とする第6次短期経営計画では、営業利益165億円を目標とした。
「インバウンドのさらなる期待ができるプロパティ・ホテル事業と消費マインドの影響を受けにくい専門通販を主力事業とする。アパレル・雑貨などのサステナブル領域については、健全な収益状態に戻す」(同)と説明した。
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