2015年ごろから、主に理容室の顧客向けに商品を販売していた。一般消費者向けにECで販売を拡大し、2025年中に購入者1万人の獲得を狙う。2030年までに「DANDY LIFE.」のみで年間2億円の売り上げを達成し、グループ全体の売上高に占める割合において30%まで高めることを目標としている。
LTV向上のためのCRM施策や店舗と連動した体験型の訴求を強化する計画だ。さらに年内に2アイテムを追加する。
2024年5月~2025年6月の約1年間で理容室の利用者のうち、63%が「DANDY LIFE.」のアイテムを1点以上購入しているという。
同ブランドの強みは、理容店の現場で聞く、顧客のリアルな声を反映した商品開発と、髪と肌のケアを同時に提案できることだ。
「年齢を重ねると立場や環境が変わり、人から見られる機会も増える。そんなとき、『どんなスタイルがマナーエチケットとして求められているのか分からない』という悩みを抱える30~40代以上の男性は非常に多いと思う。コンスタントに通う理容室で、ただ髪を切るだけではなく、より良いライフスタイルを提案したい」(川村代表)と語った。
