契約はしたものの必要がないと感じ、解約しようとしても高額な解約料が発生し、「聞いていた説明と違う」という相談が増えているためだ。書面を改めて確認すると契約先が異なっていたこともあるという。
事業者の説明不足や営業トークに問題があると考えられる一方、買い物の最中に勧誘されることから、消費者の理解不足もあると指摘している。
こうしたトラブルは2013年ごろから年々増加傾向にあり、ここ数年は特に相談件数が増えている。長期的な契約でトラブルになりやすい商品であるため、契約の際は「料金の詳細」「契約内容」「解約条件」など十分に確認するようにしてほしいとしている。また、契約書がないケースもあることから、契約書は必ず書面でもらうよう促している。