化粧品訪販のナリス化粧品(本社大阪府、村岡弘義社長)はこのほど、肌の上で自在に伸縮する新しいクリームの処方化に成功したと発表した。「テンションネット技術」と名付けられた、この技術は、肌のたるみやシワの形成に重要な役割を果たす角層細胞のサイズ変化に着目したものだとしている。
ナリス化粧品によると、従来、たるみやシワは真皮や皮下組織の衰えが原因と考えられてきたが、同社の研究により、角層の面積変化こそが決定的であることが明らかになったという。
目元などの縮む部位では、角層細胞が小さくなり、シワが形成され、頬の伸びる部位では角層細胞が大きくなりたるみが生じるのだとしている。
このほどナリス化粧品が開発したクリームは、塗布後に皮膚の動きに合わせて伸び縮みし、硬さと柔軟性を両立した特殊な塗膜を形成するという。
これにより、肌の形状を補正しながら自然なハリを与えるとしている。
加齢に伴う肌の薄化現象にも注目し、真皮のコラーゲン分解を抑制する成分を配合している。真皮の厚みを保ちつつ、形状記憶効果のあるネットを肌に形成し、たるみやシワの改善を図るという。
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