ECコンサル・運営代行大手の、いつもはこのほど、中国EC最大手であるアリババグループが運営するBtoBプラットフォーム「1688.com」と日本市場向けの戦略的パートナーシップ契約を締結した。「1688.com」を通して中国の優良な製造会社に商品の製造を委託できる。国内のEC企業の商品の企画・開発から、検品、物流まで一気通貫で支援することが可能だという。
いつもは中国で流通する商品の調達や、中国における商品の製造を支援するため、中国でBtoB越境ECサービスを提供する杭州直行便供慶鏈有限公司(SNIFF)と提携した。いつもの完全子会社として「株式会社いつも.SNIFF」を設立し、この新会社を通して中国での商品開発支援サービスを提供する。
この支援体制が評価され、アリババグループの「1688.com」との戦略的パートナーシップ契約締結も実現した。「1688.com」では、ビッグデータとAIを活用し、最適な中国の製造会社とマッチングしてくれる。小ロット多品種でのOEM・ODM製造が可能だという。
SNIFFの持つ検品や物流のノウハウ・リソースを活用し、中国から日本へのスムーズな輸送も実現する。いつもは新会社を通し、日本企業向けに商品の企画・開発のコンサルティングや提携サービスの活用を支援する。
これまで中小企業ではハードルが高かった中国での低コスト・高品質な商品開発を手軽に実現できる体制を整え、日本企業の商品戦略を包括的に支援していく。
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