消費者市民ネットとうほく、北の達人コーポレーションに再要請
特定非営利活動法人「消費者市民ネットとうほく」(事務局宮城県)は5月29日付で、化粧品通販の北の達人コーポレーションに対し、ECサイトにおける注文確認画面の仕組み改善を求める要請書を提出した。ネットとうほくが北の達人に改善を求める文書を提出するのは1年間で3回目となる。
ネットとうほくは2024年4月、最初の申し入れ書において、北の達人コーポレーションが運営する「ロングショットアルファ」などのECサイトで、「申込ボタンを押すと定期購入契約が成立する仕組みになっているが、申込ボタンの下部には金額しか示されておらず、契約内容を確認できない」「最終確認画面がなく、特定商取引法違反に該当する」などとして、サイトの改善を求めていた。
5月29日に提出された要請書によると、北の達人コーポレーションが、指摘された部分のサイトの是正を行ったと回答した件について、「消費者が自己の契約合意内容について注文を送信する前に確実に確認・訂正したものとは言い難いと考えているため、やはり一度確認画面を変遷する仕組みにするよう、要請する」との見解を示した。
ネットとうほくは、北の達人コーポレーションの表示内容が、特商法だけでなく、日本通信販売協会(JADMA)のガイドラインにも違反すると主張している。
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