Nomupay ピーター・バリッジCEO(写真左)とSBペイメントサービス 榛葉淳氏
オンライン決済代行のSBペイメントサービス(SBPS、本社東京都、榛葉淳社長は6月3日、アイルランドの決済サービスプロバイダーNomupay(ノムペイ)と資本・業務提携を結んだと発表した。関係当局の許認可を前提に、SBPSは約4000万ドル(約58億円)を出資し、Nomupayの株式の13.8%を取得する見通しだ。SBPSのグローバル事業推進本部長の酒井暁氏は、Nomupayの取締役に就任した。
SBPSは、同社の「Beyond Japan」戦略のもと、アジア市場を中心とした海外展開を加速している。今回の提携も、その一環と位置付けているという。提携により、SBPSの加盟店は、Nomupayが提供する現地決済手段を活用し、アジアを中心とした国際展開が行えるようになるとしている。現地法人の設立を伴わずに、海外進出できるため、特にデジタルコンテンツを扱う企業にとって利点が大きいとしている。
Nomupayは2021年に設立された。欧州や中東に加え、アジア市場への投資を強化しており、アクワイアリング(加盟店管理)や送金、財務管理を一体化した決済プラットフォームを提供している。
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