コンディショニングブランド「TENTIAL(テンシャル)」を展開するTENTIALの2025年2-4月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比129.9%増の28億5100万円となった。EC比率は74.7%、売上高総利益率(粗利率)は71.0%となった。
自社ECチャネルは、ブランド体験や、効率的なCRMが可能であるため、引き続き注力したという。春夏アイテムの発売を記念し、「SPRING CAMPAIGN(スプリングキャンペーン)」を実施したことも、売り上げ拡大に貢献した。
ECモールにおいては、3月の楽天スーパーセールなどの大型イベントが奏功したそうだ。
2025年2-4月期のオンラインチャネルの購入件数は8万9011件。平均購入単価は2万4200円だった。価格改定効果に加え、高単価商品の投入により、前年同期比での成長を実現したという。
EC・直営店舗といった自社チャネルの売上高が、全体の89.4%を占めているため、売上高総利益率は71.0%と、高い水準を実現しているという。
通期計画に対して順調に推移したため、業績予想を上方修正した。2025年8月期は107.5%増の95億600万円で着地予定だという。
同社は2025年3月、決算月を1月から8月に変更すると発表した。決算期の変更に伴い、2025年8月期は7カ月の変則決算となる。
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