クラシコムの2024年8月-2025年4月(第3四半期)における連結売上高は前年同期比20.1%増の64億8500万円だった。雑貨やアパレルのECサイト「北欧、暮らしの道具店」が好調で、業績予測と配当を上方修正した。
「北欧、暮らしの道具店」の売上高は同23.0%増の63億1623万円だった。アプリダウンロードを訴求するオンライン広告などのマーケティング投資を積極的に行い、成果につなげている。新規アプリダウンロードユーザーの商品購入が進んでいることで、新規会員数と購入者数が前年から大きく増加したという。
「予想を上回る成長だ。売上高が大きく伸びたことで、コスト構造の改善によるマーケティング投資余地が拡大した。新規・継続・復活の全ての呼応入社が増加している」(青木耕平社長)と話した。
D2Cアパレルブランド「foufou(フーフー)」の売上高は同33.7%減の1億7533万円だった。
「商品ニーズが高く、需要増に間に合わなかったことで売上高につなげられなかったが、将来の成長に向けた兆しを感じている。結果に結びつけられるよう取り組みを続ける」(山口揚平CFO)と話した。
2025年7月期通期業績予想を修正し、連結売上高は前回発表比2.7%増の82億円とした。
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