オーシャンシステムは、展開するヨシケイの夕食宅配事業において、新規顧客の獲得に専念する「営業専任組織」の人員を数年以内に現在の5倍の20人に増やす。6月3日に開催した決算説明会で樋口勝人社長が明らかにした。
2025年3月期の「営業専任組織」は、社員4人で展開した。樋口社長は「それほど目立った成果は上がっていない」と言い、2026年3月期以降に順次人員を増やして20人体制にすることで新規顧客の開拓を強化する考えだ。
9月30日にミールキットの値上げを実施するほか、配送を2日に一度に減らすことを視野に入れる。現在は、ヨシケイ新潟の一部メニューのみで先行して実施している。しかし、保管場所などの課題があり、全メニューに広げることについては未定だという。
オーシャンシステムの2025年3月期における食材宅配事業の業績は、前期比2.0%増の49億600万円、営業損失は8600万円だった。ヨシケイ両毛の合併に伴い増収したものの、ミールキットの売上高がコロナ禍前と比べて減少した。
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