CLOSE
CLOSE

2025.07.04

ニュース

化粧品

ビューティガレージ、2025年4月期 物販売上13%増に 全体売上620億円目指す中計も発表

ビューティガレージ、2025年4月期 物販売上13%増に

美容サロン向け通販のビューティガレージの2025年4月期の通販を主体とした物販事業の売上高は、前期比13.0%増の277億3300万円だった。新たには発表した中期経営計画では、全体売上高を2025年4月期の337億2100万円から、2030年4月期には約1.8倍の620億円まで拡大する目標を発表した。

物販事業は商品ラインアップの拡充とECサイトのさらなる改善に努めるとともに、積極的なマーケティング活動に取り組んできたことが増収につながった。EC売上高は同14.6%増の243億3600万円になった。EC化率は同1.2ポイント増の87.8%となっている。

物販売上高の商品タイプ別の内訳は、機器・用品売上高が同4.8%増の104億8800万円、化粧品・材料売上高が同18.7%増の172億4400万円だった。

決算発表と同時に2030年4月期を最終年度とする5カ年の中期経営計画も発表した。国内美容ディラーとしてはトップの地位を確保し、さらにプラットフォームを強化するとともに、新市場への挑戦も目指す。

生成AIなど最新テクノロジーの導入により、ECサイトをさらに成長させる。美容師向けの情報プラットフォームの機能を強化し、コミュニティ形成を図る。25年5月には自動化設備を導入した柏フルフィルメントセンターを開設し、物流面も強化する。

新市場の挑戦においては、サロン向けの採用や教育、集客領域の支援事業も強化する。さらに2025年5月にサウナガレージ(現スパガレージ)を子会社化し、温浴・サウナ・SPA・ホテルなどの施設向けの機器や用品の販売にも注力する方針だ。

無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら