(公社)日本訪問販売協会(事務局東京都、中陽次会長)は6月18日、第46回通常総会を開催した。懇親会であいさつに立った中陽次会長は、「訪問販売業界は厳しい状況が続いているが、『お客さまを一生面倒見る・お世話をする』という人が責任を持つ販売形態である」と、訪販のメリットを強調した。
総会では、同協会の新理事として、日本メナード化粧品(本社愛知県)の久保木晴一氏やノエビア(本社兵庫県)の毛鎗晶宏氏、ポーラ(本社東京都)の安野晋平氏、アイビー化粧品の中山聖仁氏、(一社)日本ホームヘルス機器協会(事務局東京都)の渡邉裕一氏が就任したことが発表された。
中会長は、「昨今、訪問販売の形で横行する悪徳業者は詐欺商売であり、訪問販売とは全く異なる。一致団結して、悪質事業者を追求していく」と話した。訪問販売の社会的存在価値を理解してもらえるような活動を推進して行くことも訴えた。
来賓には、経済産業省商務情報政策局の平林孝之氏も登壇した。米国の関税措置の影響に対して、関税措置の見直しに向け全力を尽くす考えを示した。価格転嫁と値引きの適正化が重要であり、サプライチェーン全体での価格転嫁の定着に粘り強く取り組むことも述べた。
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