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2025.07.07

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フードサポート四国、2025年6月期 施設向け事業が前期比46%増 7月1日に事業部を新設

「人と人とのつながり」を最も重視したサービス提供を徹底

ヨシケイグループの愛媛、香川、高知の3県のフランチャイジーを手掛けるフードサポート四国(本社愛媛県、林雅広社長)が展開する、福祉施設・高齢者施設向け食事提供サービス「ヨシケイキッチン」の2025年6月期の売上高が前期比46%増の3億2000万円となる見通しだ。事業拡大のため、7月1日付で「ヨシケイキッチン事業部」を新設した。社員7人と配達パート4人で担う。

2025年6月期における全体売上高は59億円の見通し。「ヨシケイキッチン」では、福祉施設向けの細かい提案型営業と、現場の声を反映した商品ラインアップの拡充が奏功し、取引施設数が280件を超えた。

特に、使いやすさと安心・安全性を追求した食品が高い評価を得ており、高い継続率と既存顧客からの紹介による新規開拓が好業績をけん引したという。


▲フードサポート四国 ヨシケイキッチン売上実績

ヨシケイキッチンでは、「人と人とのつながり」を最も重視したサービス提供を徹底。ヨシケイのスタッフによる定期的な施設訪問や丁寧なヒアリングのほか、施設ごとの具体的なニーズに合わせた個別提案に加え、祭事や季節行事に合わせたプレゼント企画などきめ細やかな対応をしてきた。同社では「配送スタッフがただ商品を届けるだけでなく、現場に寄り添い、共に課題解決に取り組むパートナーとしての信頼関係を築くことが、高い継続利用率と新規紹介数の増加につながった」(広報)とみている。

2026年6月期は、取引施設数350件を目標に掲げる。今後はイベント事業部との連携によるパンの販売も開始し、既存顧客への新たな価値提供と新規顧客層の開拓を通じてさらなる成長を目指す。

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