オンワードの2025年3-5月期(第1四半期)におけるEC売上高は、前年同期比17.5%増の144億8300万円だった。自社ECサイトを主販路とする「UNFILO(アンフィーロ)」の増収やOMOサービス「クリック&トライ」の拡大が奏功したという。
EC化率は0.9ポイント減の27.1%だった。EC売上高のうち自社ECが占める割合は同6.6ポイント減の78.8%だった。
「クリック&トライ」は現時点で約3分の2の店舗に導入しているが、今期中に導入率を100%に近づけたいという。
2024年10月に連結対象となったカジュアルブランド「WEGO(ウィゴー)」については、ターゲットが中高生であるにも関わらず、EC化率は約20%と低迷している。
「今期は自社ECサイトを強化しており、大きな成長が期待できる。例えば1~2月の受験期は実店舗への来店が減る傾向があるが、ECを強化することで受験期にも活用してもらいたい。『TikTok Shop』にも参入している」(保元道宣社長)と話した。
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