I-ne、植物多様性保全に新たな助成 「長居植物園」と「山村塾」支援

I-neが設立した「BOTANIST財団」は、2025年7月15日、植物多様性の保全と自然体験機会の創出を目的に「大阪市立長居植物園」と「山村塾」への新規助成を決定した。これにより、都市と自然の共生を目指す取り組みが強化されるとされている。

「BOTANIST財団」は、植物と共に生きる環境を広めることを目的に活動している。2024年度からは、財団の理念に合致する団体と協働する「助成プログラム」を開始し、森林や里地里山、都市公園での保全活動を支援している。2025年度は、1団体につき年間150万円を上限に4団体への助成を予定している。

今回の助成先である「大阪市立長居植物園」は、都市における植物多様性保全の拠点として、若い世代に植物や生態系への理解を深める機会を提供している。アジサイ園や里山エリアを活用した次世代向け教育プログラムを支援し、都市住民が植物の多様性や自然環境の重要性を理解する機会を創出するという。


▲一般財団法人大阪スポーツみどり財団（大阪市立長居植物園）

▲一般財団法人大阪スポーツみどり財団（大阪市立長居植物園）

一方、「山村塾」は福岡県八女市で棚田と山林を守る活動を行っている。ケヤキ林の保全や間伐材の生活活用など、森と人の暮らしをつなぐ里山の知恵を現代に継承している。障がい者・高齢者との協働や管理者育成による森林関係人口の拡大を目指し、持続可能な環境づくりを推進している。


▲認定NPO法人 山村塾


▲認定NPO法人 山村塾

「BOTANIST財団」の理事である水谷伸吉氏は、「都市から奥山に至るまで、幅広い森林環境を支える体制が整ったことは意義深い」と述べている。今後も、自然と人とのより良い関係づくりに貢献できるよう、活動の広がりに期待しているという。

I-neは、幸せの連鎖を世界中に広げることを目指し、ビューティーの領域で社会を美しく変革し続けることをミッションとしている。主力ブランドの「BOTANIST」は、「植物と共に生きる」をコンセプトに、植林活動や寄付などを通じて社会貢献に取り組んでいるとされている。2023年に設立された「BOTANIST財団」は、地球環境の保全を目的に活動を続けている。


※本記事の制作にあたってAIを活用しています。