3年連続で20%を超える増収率で推移している。近藤社長は「ワクワクしかない」と強調した。会員数も前期末と比べて約6000人増の5.5万人にまで拡大したという。
多くのプロモーションを実施する中でも、(1)プレゼント企画(2)プロダクトセミナー(3)チャレンジザタイトル─の施策が奏功したとした。
プレゼント企画は、定期的に会社から会員に商品を贈るもので、条件を満たした会員に贈呈する。期間を3カ月に1回から2カ月に1回へと増やしたことで、組織全体のボトムと定着率がアップしたという。
製品説明などを行うプロダクトセミナーは、約2年前から行っている。1回あたりの参加者数は300人、多い時で400人近くまで増えているのだという。「当社は製品の愛用者が多い。『楽しい』という声も多く拾っている」(近藤社長)と言う。
チャンレンジザタイトルでは、特定の期間にタイトルアップするとボーナスが支給される仕組み。会員一人一人がタイトルアップを目指して活動に取り組んでいるという。この施策によってこれまで以上にタイトルアップを目指す会員が増えたのだという。
2026年5月期の初動も勢いよくスタートできているという。直近で参加した北海道や宮城のセミナーでは、従来の2倍の参加者となり、東京で開催したセミナーも過去最高の人数になったということだ。「今年6月単月の売り上げは過去最高を記録した。7月度も同じように好調に推移している」(同)。
ただ、増収で成長している中でも、売り上げを追うのではなく、会員数の増加に注力していく。「今年はこれまで以上に会社の方向性が問われるときだと思っている。フィールド第一であることは変わらない。会員一人一人の『商売力』をさらに高めていく」(同)と意気込んでいる。