
▲ 電解水透析®システムフローチャート

▲「通常透析」/「電解水透析®」

▲ 図:透析実施翌日の透析疲労感の推移
透析患者の生活の質(QOL)向上に寄与する治療法だという。東北大学などの研究では、通常の透析と比べて、死亡・心脳血管病リスクを約41%抑制する効果が確認されているとしている。
前田医院では50年にわたり、身体への負担を抑えた長時間透析に力を入れてきた。今回のシステム導入で、長時間透析と電解水透析の相乗効果により、透析後の倦怠感や合併症リスクの軽減など、患者のさらなるQOL向上が期待される。
同医院の前田兼徳理事長は「従来の血液浄化療法は必要不可欠である一方で酸化ストレスを与える側面もあった。電解水透析はその課題を軽減し、患者の抗酸化力を高められる新しい概念を持つ治療法だと期待している」と語っている。

▲医療法人社団兼愛会 前田医院 前田兼徳理事長