「クリクラ」ブランドで水宅配事業を展開するナックは7月15日、夏場の衛生管理の重要性を啓発するため、7月20日を「夏の大掃除の日」として制定した。7月15日に開催した記念イベントには、お笑いコンビの令和ロマンが登壇。ウォーターサーバーを年に1回交換する「クリクラ」のサービスのメリットについて説明した。
イベントに登壇した、クリクラ中央研究所の研究員である小林麻比氏は、記念日制定の背景を説明。年末の大掃除が定着している一方で、高温多湿な夏はカビや雑菌が繁殖しやすいため、特に水回りの衛生管理が重要であると指摘した。
長年衛生管理に取り組んできたクリクラだからこそ、夏の衛生意識向上に貢献したいという思いから、「夏の大掃除の日」を制定したと説明した。
ウォーターサーバーの衛生管理の重要性についても強調した。ウォーターサーバーも、エアコンや洗濯機と同様に定期的な内部洗浄が必要な家電なのだという。長期間放置すると内部に水垢や雑菌が繁殖し、水の品質に影響を与える可能性があることを示した。
実際に、長期間使用されたウォーターサーバーの水中から、水道水質基準以上の細菌が検出された例も紹介。メーカーによる定期的なサーバー交換が極めて重要であると訴えた。
クリクラでは、ウォーターサーバー本体を1年に一度丸ごと交換するサービスを徹底しているという。回収されたサーバーは専門スタッフが徹底的な洗浄・殺菌作業を行っているなどと説明した。
イベント後半では、令和ロマンの二人が登場。「夏の大掃除の日」にちなんだトークセッションを行った。
メンバーの松井ケムリは、子供が生まれたことで掃除への意識が大きく変わったと語り、ハウスダスト対策として床に物を置かないことや、赤ちゃんが使ったものの臭い対策としてパンの袋を活用していることなどを紹介した。
二人は、「夏は雑菌が繁殖しやすい時期だからこそ、水回り、特にウォーターサーバーを清潔に保つことが大切。皆さんも気持ちよく夏を迎える準備をしてほしい」と呼びかけた。