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2025.07.19

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日用品

貝印、背中用カミソリがヒット 出荷数が想定の230%

特許取得済のシームレスフィッティングシステム

刃物メーカーの貝印(本社東京都、遠藤浩彰代表)が販売する背中用カミソリの累計出荷数が、発売当初の想定の230%に達した。剃りやすさと肌へのダメージの軽減を追求したカミソリだとしている。

1回肌に当てるだけで、剃り残しを少なくできるよう、さまざまな刃を研究したという。結果として、肌の凹凸に沿って柔軟に動いて密着することでスムーズな剃り心地を実現する「シームレスフィッティングシステム」という技術に辿り着いたという。

同商品では、ヘッドが左右前後に動く構造と、刃1枚1枚が動く独立サスペンションの5枚刃で、肌をいたわり、スムーズな剃り心地を実現したとしている。

2024年3月に立ち上げたパーソナルケアのオリジナルブランド「miness(マイネス)」から販売している。背中以外にも「ボディ用」「うで・あし用」「わき用」「VIOデリケートゾーン用」「フェイス用」など、部位別のカミソリを展開している。


▲かけて保管しやすいフック形状も特徴

「miness」ではSNS発信や広告施策にも注力。ターゲット層である若年女性との接点を創出している。実際に背中用カミソリを紹介したXの投稿では、4万8000件の「いいね」と2万5000件の「ブックマーク」を獲得している。

販売価格は990円(税込)。

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