CLOSE
CLOSE

2025.07.24

ニュース

水関連製品

日本トリム、「電解水透析」が新小岩クリニック船堀に導入 新システム導入でQOL向上

多人数用「電解水透析Ⓡシステム

「日本トリム」が提供する「電解水透析システム」が、東京都江戸川区の新小岩クリニック船堀に導入され、2025年7月21日から治療が開始された。このシステムは、透析患者のQOL(生活の質)向上を目指し、透析後の疲労改善が期待されているという。

「電解水透析」は、水素を含む透析液を使用することで、血中酸化ストレスや炎症の低減、血圧の安定化、降圧薬の低減、透析疲労感の緩和が観察されているとされる。2018年には東北大学との共同研究で、透析患者の死亡および心脳血管病の発生リスクが41%抑制されたと報告されている。また、2022年には聖路加国際病院との研究で、重度疲労感の低減作用が確認されたという。


▲電解水透析Ⓡシステムフローチャート


▲「通常透析」/「電解水透析®」


▲ 図:透析実施翌日の透析疲労感の推移


新小岩クリニックは、慢性腎不全患者の人工透析を専門とする医療機関で、75床の透析ベッドを備えている。2001年に開設された新小岩クリニック船堀では、76床の透析ベッドが用意されている。


▲透析室


▲透析室


「日本トリム」は、1982年に創業され、電解水素水整水器の製造販売を主軸とする企業である。「電解水透析」は、1997年に九州大学との共同研究で抗酸化作用を確認し、2005年からの東北大学との産学共同研究により開発された。現在、日本国内で35施設に導入されている。

新小岩クリニック船堀の西尾信一郎副院長は、「電解水透析システム」の導入により、透析患者のQOL改善に貢献できることを期待していると述べている。


▲新小岩クリニック 西尾信一郎副院長


※本記事の制作にあたってAIを活用しています。

無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら