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2025.07.25

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IKホールディングス、2025年5月期 EC売上は19%増に プライムDは20%増

IKホールディングス、2025年5月期 EC売上は19%増に

IKホールディングスの2025年5月期連結業績は、売上高が前期比8.3%増の152億1100万円だった。

「ダイレクトマーケティング事業」の売上高は同12.2%増の40億3100万円。チャネル別ではテレビが同6.9%増、ECが同18.6%増だった。同事業の営業利益は、テレビ通販の滞留在庫処分を1億1000万円計上したことで同63.0%減の4400万円だった。

「セールスマーケティング事業」は、すべての販売ルートにおいて増収となり、売上高は同12.3%増の111億7700万円。ルート別では、韓国コスメを販売する店舗販売が同32.1%増、生協ルートが同1.0%増、通販向けが同27.6%増だった。

広告宣伝費は、テレビ通販の出稿を見直したほか、効果が高い店舗ルートの強化で改善した。

物流費はテレビ通販よりも送品単価が低いEC売上の伸長に伴い、0.7ポイント上昇したものの、セールスマーケティング事業で抑制した。

テレビ通販子会社のプライムダイレクト(本社愛知県)の売上高は同19.9%増の26億45010万円だった。

2026年5月期においては、全体売り上げのEC比率を10%から12%に引き上げる。販売が好調な韓国コスメを商材に「TikTok Shop(ティックトックショップ)」での展開を始める。また、海外事業部を新設し、カラーシャンプーをシンガポールや台湾で販売するほか、大手通販や小売店などに商品提案を行うODMとしての提案を強化する。

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