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2025.07.30

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ヨシケイ開発、長野県初「CO2を食べる自販機」設置 脱炭素社会の推進へ

CO2を食べる自販機

ヨシケイ開発は、アサヒ飲料が開発した「CO2を食べる自販機」を長野県で初めて設置した。ヨシケイ信州が松本市に導入したこの自販機は、アサヒ飲料が「都会の中に森をつくる」というコンセプトで2023年6月から実証実験を開始し、2024年から本格稼働している。2030年までに5万台の設置を目指しており、1台あたりの年間CO2吸収量は最大60kgとされている。これはスギ約20本分の年間吸収量に相当するという。

この自販機は特許を取得しており、回収した「CO2吸収剤」はアスファルトやコンクリートの原料に配合される予定である。また、海中での藻場造成などに活用し、ブルーカーボン生態系の再生を図ることが検討されている。

ヨシケイグループは、再配達ゼロを実現するためにオリジナルの鍵付き宅配ボックスを無償で貸し出し、約4700台の配達車によるCO2削減を進めてきた。今後はアサヒ飲料の「CO2資源循環モデル」に賛同し、「CO2を食べる自販機」を通じて脱炭素社会の実現に貢献するという。

ヨシケイグループは、50年近くにわたりミールキット宅配サービスを提供し、日本の食卓を支えてきた。2019年には再配達ゼロの取り組みが環境大臣賞を受賞し、2025年2月27日号の「食品宅配 売上高ランキング」では1位を獲得した。2023年9月には「食品安全安心・環境貢献賞」を受賞し、2024年11月には「マザーズセレクション大賞2023」を受賞している。ヨシケイ開発は、今後も安全安心と美味しさを届けることを目指している。


※本記事の制作にあたってAIを活用しています。

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