太陽光発電や蓄電池などを販売する日本住宅総合開発(本社愛知県)を傘下に持つプロメテックスホールディングス(本社愛知県、加藤皇大社長)は7月30日、リフォームや省エネ事業を中心とする複数の子会社を持つMED Holdings(メッドホールディングス、本社東京都、佐々木洋寧社長)に株式を譲渡しグループ傘下に入った。
プロメテックスホールディングスの全株式を保有する加藤皇大社長が、MED Holdingsに譲渡した。
プロメテックスホールディングスの子会社である日本住宅総合開発とプロメテックスクリエイト、プロメテックスエナジーの3社もグループ入りする。
今後は、経営資源やネットワークを生かしながら、サービス向上に努めていく。プロメテックスホールディングスは、従来通りの社名と体制で業務を継続する。強固な経営基盤をベースに事業にまい進していくとした。プロメテックスホールディングスの2024年8月期の売上高は前期比26.8%増の33億5000万円だった。
MED Holdingsの佐々木洋寧社長は、「プロメテックスホールディングスは、メッドコミュニケーションズがカバーしていない北海道や新潟、金沢などに拠点を持っている。当社がカバーできていなかったエリアをカバーできると考えている」と話す。さらに、「当社は2026年4月に150人規模の営業の新卒採用を計画している。この人材を、プロメテックスと連携して活躍してもらうことも計画している」と言う。
MED Holdingsでは、2025年12月期におけるグループへの業績に良い影響を与えると想定しており、グループ全体で売上高が250億円に達する見通しであることも示した。
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