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2025.08.08

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LINEヤフー、2025年4-6月期 EC取扱高6.8%増 物販系・サービス系が好調に推移

LINEヤフー、2025年4-6月期 EC取扱高6.8%増

LINEヤフーの2025年4-6月期(第1四半期)のeコマース取扱高は、前年同期比6.8%増の1兆951億円だった。ショッピング事業を中心とした国内物販系取扱高の成長に加え、国内サービス系の取扱高も順調に拡大したことで増収になった。「ヤフーショッピング」の取扱高も、同6.9%増になった。

「ヤフーショッピング」においては、5~6月に実施した販促施策が好調だった。5月には大型ビッグセール「ヤフービッグボーナス」を開催し、5月17~18日の最終2日間は、LYPプレミアム会員を対象に、対象ストア限定で+4%、事前期間に対象ストアで買い物をするとさらに+2%を付与した。その他特典と合わせると、最大で購入金額の23.5%の「PayPayポイント(期間限定)」を還元した。

最終2日間には、LYPプレミアム会員以外のユーザーも対象となる「2日間セール」を実施した。家電、食品、日用品など約900点の商品を用意した。3月に開催した「超PayPay祭」で7000個以上売れたアイリスオーヤマの水や、売り上げランキング1位だった「MYTREX 美顔器」などをお得な価格で販売したことで、取扱高の拡大に寄与したようだ。

コマース事業の売上収益は、同3.5%増の2159億円だった。グループ会社であるアスクルやZOZOの業績が好調だった。さらに、2025年5月に越境EC支援大手のBEENOS(ビーノス)を連結子会社化したことが増収に寄与した。


LINEの進捗も発表


LINEヤフーは「LINE」のリニューアルについても発表した。「LINEギフト」においては、既存サービスを強化する。「LINEショッピング」においては、新たに従来型モールとは異なる、ユーザーの属性に合わせたレコメンド型のECサービスを提供する。今後はグループの他サービスとも連携する予定だという。

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