広島県尾道市に本社を置く万田発酵が開発した「万田酵素(宇宙用)」が、油井亀美也宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションに再び採用された。油井宇宙飛行士は2025年8月2日にISS長期滞在ミッションに出発し、「万田酵素(宇宙用)」がISSに搭載された。これは2025年3月からの大西卓哉宇宙飛行士のミッションに続く2回連続の搭載である。
「万田酵素(宇宙用)」は、53種類の植物性原材料を長期熟成・発酵させた発酵食品である。2023年11月、JAXAによって広島県企業として初めて宇宙日本食に認証された。ペースト状で粘度が高く、微小重力下でも飛散しにくい仕様が特徴とされている。
万田発酵は、宇宙での過酷な環境下で任務に取り組む宇宙飛行士にとって、宇宙日本食が心身の健康を支える重要な存在であると述べている。「万田酵素(宇宙用)」が2回連続で採用されたことは、製品の品質や安全性が高く評価された証と受け止めているという。地上では「お守り」として称されることもある「万田酵素」を通じて、油井宇宙飛行士の挑戦を応援している。
また、8月8日の「発酵食品の日」には、地元の因島高校理科部に「万田酵素(宇宙用)」のレプリカ品を贈呈する予定である。この取り組みは、未来の科学を担う学生たちに宇宙での発酵食品の可能性に関心を持ってもらうきっかけとなることを期待している。
万田発酵は、今後も宇宙での活動を通じて、製品の可能性を広げていく方針を示している。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
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