プレミアムウォーター、小学生以下の子どもを守る防災意識調査約8割が不安を抱える

「プレミアムウォーター」は、小学生以下の子どもがいる家庭を対象に防災意識調査を実施した。この調査は2025年7月28日から8月3日にかけて行われ、967人の契約者が参加した。調査結果によれば、約8割の家庭が災害発生時に子どもを守れるか不安を感じているという。

直近3年で防災意識が高まったと感じる人は82.8%に達し、64.5%の家庭が防災グッズを用意していることが分かった。防災グッズを用意し始めたきっかけとして最も多かったのは「災害のニュースをメディアで見たから」で65.5%、次いで「災害時子どもの安全を守れるか不安だから」が49.7%であった。

▲直近3年前後に防災意識が高まった方の割合は82.8%。またご自宅に防災グッズを用意している人の割合は64.5%

▲防災グッズを用意し始めたきっかけ1位は「災害のニュースをメディアで見たから」で65.5%。2位は「災害時子どもの安全を守れるか不安だから」で49.7%

家族で災害発生時の行動や防災対策について話し合ったことがある人は62.5%である。一方、話し合えていない項目の1位は「災害発生時の子ども周りの役割分担」で42.4%だった。災害発生時に不安を感じることとしては、「子どもを安全に避難させられるか・守れるか」が79.7%で最も多く、次いで「子どもを連れての避難所生活」が70.0%であった。

▲家族で災害発生時の行動や防災対策について話し合ったことがある人の割合は62.5%。一方家族で話し合えていない項目1位は「災害発生時の子ども周りの役割分担」で42.4%

家族全体で防災訓練を行っている家庭はわずか8.3%で、子どもに災害発生時に取るべき行動を教えている家庭は61.7%にとどまっている。「防災士のさとうりか」さんは、子どもがいる家庭向けの防災対策を伝授しており、事前の備えの重要性を強調している。

▲子ども(3才～小学生)を含め、家族全体で防災訓練をおこなっている人の割合はわずか8.3%。また子ども (3才～小学生)に災害発生時に取るべき行動について教えている人の割合は61.7%

特に小学生以下の子どもがいる家庭では、災害時に子ども特有のニーズに応える物資が不足しがちであるとされる。おむつやミルク、アレルギー対応食品など、子ども用の物資は十分に行き渡らないことが多いため、各家庭での備えが求められている。