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2024.01.05

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【新春インタビュー】 ロイヤル化粧品 桃園忠会長「2024年は若年層の開拓を」


純金化粧品をネットワークビジネスで展開するロイヤル化粧品(本社東京都、桃園忠会長)は今年で創立36周年を迎えた。コロナ禍の制限下も現場とのコミュニケーションを密にするため、リアルでできることはリアルで行い、それ以外はスタジオを開設してオンライン配信するなど工夫を凝らしてきた。コロナが収束してきた2023年の振り返りと、2024年の方針について聞いた。


 ─2023年3月期の化粧品の売り上げ業績はプラス推移に転じた。23年はどのような年だったと総括しているか。
 今年6月に、フィールドのトップであるNDとして活躍してきたリーダーを、ロイヤル化粧品の取締役ゼネラルマネージャーに任命した。彼女が営業部門のトップとして現場の指揮をとる。人気があるし、人を集める力もあるので大いに期待している。彼女もそれに応えるべく、全国を回っているところだ。
 

─桃園会長自身も全国の代理店を回って対話を重ねてきた。
 北海道から九州まで20カ所以上回ったと思う。「特別セミナー」と銘打って各地の代理店とその傘下の会員の方に話をした。「なぜロイヤル化粧品を設立したのか」「なぜ化粧品だったのか」という当社の理念・原点を話した。「どうやって売るか」みたいな話は一切しない。私から直接、聞いたことのない代理店が少なくないので、意義のあるセミナーだったと思う。

コロナ禍で全くできなかった対面でのコミュニケーションがようやく出来るようになったので、お互い、非常に感激した。当社も創立から36年を迎えたので、長きに渡って当社を支えていただいた方から優先してお会いした。


 ─コロナが5類になって、ようやく対面での活動が再開され始めた。

私たちの仕事は顧客と対面できないと非常に厳しい。コロナ禍でも、組織の幹部クラスである「AD」を対象に、月例会議を東京で開催してきた。この会議を収録して全国の代理店に観てもらうためオンライン配信した。これを約2年継続したことで、組織の”血液”を止めることなく維持できたと思う。

コロナが5類になって組織に活気が出てきた。12月2日に開催したファミリー大会も驚くほど盛り上がった。活気が戻ってきたので、来年はもっと催しを企画したい。6月にハワイ大会、9月にリーダーシップ・スクールを英国のロンドンとスコット欄どで開催する計画だ。


─現在、そして2024年に注力していくことは。
 約20人の営業社員が全国の代理店を回ってコミュニケーションを取れるようにスキルアップのための研修を実施している。2024年セミナー員が代理店に代わってセミナーを主催できるように訓練している。私が直接指導しており、スピーカーテストも行いながらスキルを磨いているので、トークはかなり上達したと思う。

若年層の開拓にも力を入れていきたい。そのためのノベルティーグッズも用意する。また国内外の未開拓国や地域の開拓強化を図っていく。開拓して組織の活性化を図りたい。




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