ヤマト運輸は8月22日、大規模なマンションで自動配送ロボットを活用した実証実験を開始したと発表した。ロボットの運用性能、ドライバーの業務負担の軽減効果などを検証して2026年中の実用化を目指す。
韓国企業WATT(ワット)が開発したロボットを採用した。
マンションに常駐するスタッフがロボットに配送情報を指示すると、ロボットはオートロックの解錠やエレベーターの操作をして配達先へ移動。居住者はロボットの液晶画面に通知された開錠用パスワードを入力し、荷物を取り出す。玄関ドア前の置き配にも対応する。
実験は千葉県浦安市のマンション「プラウド新浦安パームコート」で9月24日まで行い、10月からは東京都品川区のマンションで実施する予定。