千趣会の2025年1-6月期(中間期)における通販売上高は前年同期比7.6%減の183億2600万円だった。計画に対してはおおむね想定通りに進捗したという。連結売上高は同6.2%減の212億7300万円だった。通販事業は営業赤字が縮小、保険事業は減収増益、法人事業・その他事業(子育て支援事業)は増収増益を達成した。
主力事業である通販事業においては、予定していた不採算商品の改廃などにより減収となった。一方、夏季の主力商品である肌着シリーズ「サラリスト」の認知施策が一定の成果を収め、ECモールの売上高は前年同期を上回って推移したという。注文獲得費の効率化を進めたことで収益性が改善し、営業損失は16億3900万円(前年同期は21億1600万円の営業損失)となった。
法人向けの商品・サービスを提供する法人事業は、広告受注は想定を下回ったものの、物流業務の代行サービスの受託が堅調に推移し、売上高は同1.0%増の18億3100万円となった。ベルメゾン会員を中心に最適な保険選びのサポートを行う保険事業の売上高は同2.7%減の2億1300万円だった。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信