和装宝飾事業や訪販事業などを展開するヤマノホールディングスの2025年4-6月期(第1四半期)における、旧DSM(訪販、現ライフプラス)事業を含むコアバリュー事業の売上高は、前年同期比10.5%増の30億6500万円だった。ライフプラスでは、催事販売を強化したことにより増収を確保。コスト管理の強化に取り組んだことにより、収益改善の傾向が継続したとしている。
コアバリュー事業の営業利益は、前年同期比2億4100万円増の6800万円だった。前年同期の赤字から黒字に転換した。
ヤマノホールディングスでは2026年3月期中に、既存の和装宝飾・美容・ライフプラス事業の三つを「コアバリュー」として位置付けた。2020年以降にM&Aを進めるなどして事業が拡大した、教育・リユース・フォト事業は「ニューバリュー」として位置付けた。
事業を大きく二つに分けることにより、成長と安定の好循環を生み、新たな企業成長の原動力にしていく狙いがあるとしている。
ライフプラスを含む「コアバリュー」では、利益の安定化に努め、事業基盤を強化していくとしている。
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