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2025.08.31

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ナック、災害時飲料水供給協定締結 愛知県稲沢市と連携強化

(左から)株式会社クリクラ東海 取締役社長 洲濱 慎一郎氏、株式会社永井水道設備 代表取締役社長 永井 伸治氏、株式会社ナック クリクラビジネスカンパニー クリクラ加盟店部 部長 宮﨑 真則、稲沢市 市長 加藤 錠司郎氏

ナックは2025年8月27日、「クリクラ」を展開する同社が、愛知県稲沢市、永井水道設備、「クリクラ東海」と「災害時における飲料水等の優先供給に関する協定」を締結したと発表した。この協定は、稲沢市で地震や風水害などの災害が発生、またはその恐れがある場合に、稲沢市の要請に基づき、協定企業が飲料水およびウォーターサーバーを優先的に供給することを目的としている。

協定により、稲沢市が災害対策本部を設置、または市長が必要と認めた場合に、指定された場所へ優先的に供給が行われる。これにより、災害時の迅速かつ円滑な飲料水供給の協力体制が構築され、地域の防災力向上に寄与することが期待されている。

「クリクラ」はこれまでに、東京都江東区、神奈川県横浜市、埼玉県本庄市、大阪府大阪市、岡山県岡山市など全国9つの市町村と同様の協定を締結している。今回の協定で10ヶ所目となり、今後も地方自治体との連携を積極的に進める方針だ。

「クリクラ」の供給体制は、全国にボトルを届ける自社配送網を持ち、北海道から鹿児島まで全国43ヶ所にボトルを製造するプラントを有している。過去の災害時には、熊本地震の際に熊本のプラントが被災したが、福岡県と鹿児島県のプラントからボトルを供給し、被災地においても滞りなく水を届けた実績がある。


▲クリクラの被災地支援

さらに、「クリクラ」は2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、2024年の能登半島地震の際に、被災地にスタッフを派遣し、地域加盟店と協力して避難所にウォーターサーバーやボトルを提供してきた。今後も地域の被災時における最大限の協力体制を整えていくとしている。


※本記事の制作にあたってAIを活用しています。

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