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2025.09.05

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ユニクロ、BtoB事業を強化 ユニフォーム導入企業2万件超へ

ファーストリテイリング グループ上席執行役員 柳井康治氏

ユニクロは9月2日、法人・団体向けサービス「UNIQLO UNIFORM(ユニクロユニフォーム)」事業を拡大すると発表した。導入企業が2026年8月期中に2万件を突破する見通しを受け、営業・在庫管理・生産の体制を強化する。

「UNIQLO UNIFORM」は専用のECサイトを通じて、法人や団体がユニクロの定番商品をユニフォームとして購入できるサービス。色や柄のバリエーション、必要な機能性などを調整できる点が支持を得ている。これまでに雪印メグミルク、神奈川トヨタ自動車、乃村工藝社などが導入している。

既存部署にオリンピック・パラリンピックのスウェーデン代表チームのユニフォーム制作を手がける部署が合流した「ユニフォーム&カスタマイズ部」を新設した。これにより、従来の営業力と顧客基盤に、世界的大会向けウエア作りの知見を融合する。

「オン・オフ問わずに快適に過ごすことや、ユニフォームをスムーズに手頃に購入したいといったニーズの変化がある。数字の目標は具体的には掲げていないが、早期にユニフォームの事業がファーストリテイリングの中核の一つになるチャンスがあると思っている。今回の体制強化を経て、将来的にはグローバル展開を本格化する」(ファーストリテイリング グループ上席執行役員 柳井康治氏)と説明した。

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