QVCジャパン、顧客に寄り添うサービス開始 主に40～60代の女性に訴求

テレビを中心としたマルチプラットフォーム事業を展開するQVCジャパン(本社千葉県、伊藤淳史CEO)は9月3日、顧客に寄り添う新たなサービスの提供を開始した。主に40～60代の女性に向けて展開する。美容や健康に関する情報コンテンツ、AI診断によるパーソナライズした体験、多彩なショッピング体験などを提供する。

同社のECサイト「QVC.jp」内にあるウェブページ「Kirei Mirai(キレイミライ) by QVC(以下Kirei Mirai)」は、19項目の悩みのキーワードから気になる項目を選択すると、顧客の悩みに沿った専門家監修の美容・健康コラム、関連商品を表示する。ウェブ上のAI肌診断やライフスタイル診断、テレビ放送でのライブショーなどを通じ、顧客一人一人の美につながる情報を提供していく。

9月3日に開始するAI肌診断では、顧客の肌状態をAIが分析し、最適なスキンケア対策を提案する。ウェブ上で肌状態を確認する質問に回答し、カメラで撮影するだけで、診断結果が表示され、お薦めのスキンケア方法や商品を知ることができる。

9月17日には、顧客の美容や健康に関する悩みに沿ったテーマで、専門家による解決方法やお薦め商品を対談などのスタイルで提案するテレビ番組「私らしく、輝き続ける Kirei Mirai by QVC」を放送する。

初回の放送テーマは「シミ」「顔の疲れ」「夏のダメージ回復」だ。テレビ番組と連動し、ライブコマース「QVC POP―UP LIVE」でも情報を発信していく。顧客との双方向のコミュニケーションと専門家のアドバイスを取り入れ、ライブならではの臨場感のある番組を放送する。