Amazon(アマゾン)の関連会社であるアマゾンウェブサービス(AWS)は9月2日、日本企業のAI導入に関する調査結果を発表、日本のスタートアップ企業のAI導入率は84%だった。大企業の導入率68%や、全国平均の43%を上回る結果だったとしている。
「日本のAIの未来を切り拓く」と名付けられた、この調査は、日本の1000人のビジネスリーダーと、1000人の一般市民を対象に実施。AIの導入状況や、AI活用による、企業の方向性などを調査したとしている。
AI導入による効果としては、AIを導入した日本企業の約50%が「収益が増加」したという。平均すると22%の増収だったとしている。
75%の企業が「コスト削減」を見込んでいたという。
その削減率は平均35%だったとしている。
同調査では、「日本ではAI導入が拡大傾向にあるものの、ほとんどの企業は先進的な用途での活用ができていない」と分析。AI導入企業の72%は、AIを用いて、効率化や、プロセスの合理化は図っているものの、新製品開発などのイノベーションには至っていないという。
AIを単なるツールではなく、製品開発や意思決定など、ビジネスモデルの中核となる部分でも活用しているのは、わずか13%だったとしている。
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