出版社の宝島社はこのほど、玩具の自社ブランド「宝島社トイズ」を立ち上げた。書籍流通のほか、百貨店や専門店の流通も開拓し、通販事業者への卸も検討している。
ブランドコンセプトは「いつもドキドキワクワク!楽しく元気に!」。小学校低学年をメインターゲットにした商品を開発する。
今後は、大人のコレクターも目を向けるような寝台列車を取り上げたアイテムや、中高生に人気のキャラクターを使ったアイテムも予定。「雑誌の実績からファッションブランドや人気キャラクターとのコラボ商品を展開できることは強み。メインターゲットよりも上の層が対象になるとみている。友だちとパーツを交換して楽しむなど遊べる要素を盛り込む」(開発局・清水弘一局長)と話す。
ブランド立ち上げ前から販売している「うんちーず」は、叩くと光るものや、握ると中から外側とは別の色が飛び出るもなどがあり、商品には「うんちーず」の物語が描かれた小冊子も同梱している。
これまでは書籍を販売する際に玩具や付録を付ける形で開発を進めてきたが、「宝島社トイズ」の玩具から絵本などの書籍を作ることも検討している。
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