化粧品のサロン販売を手がけるシーボンの2025年4-6月期(第1四半期)の売上高は、新規顧客の獲得が好調で前年同期比8.8%増の21億9300万円となった。営業利益は前年同期の8500万円の赤字から、3000万円の黒字に転換した。直営店舗全体の売上高は、同8.4%増の20億5900万円だった。
好調の要因は、直営店舗における新規顧客と既存顧客への施策が奏功したことにあるという。
新規顧客については、創業60周年プロジェクトに伴うウェブ広告や、既存顧客からの紹介が大幅に増加した。その結果、来店数が前年同期比4.5%増となった。
イベント集客や接客教育を強化したことにより、新規顧客の購入単価が前年同期比で6.0%増と大きく上昇した。これにより、新規顧客からの売上高は18.0%増と大幅に伸びた。
既存顧客については、新規顧客の増加が継続数の微増につながった。ロイヤルカスタマーの育成策も効果を発揮したとしている。
顧客単価が7.5%増と伸長し、既存顧客への売上高も7.6%増となった。
直営店舗以外の事業も順調に進捗した。展示会への出展を強化した国内代理店事業では、新規代理店の獲得が大きく進んだ。
子会社のジャフマックでも、新製品発売や販促強化が想定通りの成果を上げたとしている。
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