日本和装ホールディングス、2025年1-6月期 中間期は3.0%減 大型展示会販売は堅調

日本和装ホールディングスの2025年1-6月期(中間期)における連結売上高は前年同期比3.0%減の21億5300万円、営業利益は同6.4%減の9900万円だった。

卒業生(既存顧客)向けのイベント「ブリリアンツ地区予選大会」での取扱金額は、前年比約10%増と堅調に推移した。産地ツアーは1月に「初春ツアー」、4月に「米沢ツアー」、6月に「京都ツアー」などを開催した。

展示会販売は、5～6月に全国21会場で実施した「縁の会」と、東京で開催した日本最大級のきものの祭典「遊々会」に約2300人が来場した。

受講料無料のきもの着付け教室は、昨年に引き続き、俳優・冨永愛をイメージキャラクターに採用し、春限定の「お試し2回無料着付け体験」のプロモーション活動を積極的に展開した。同体験は、昨年実施した「お試し3回無料体験」を2回に凝縮し、販売を伴わず着付け体験のみに特化した構成とすることで、受講のハードルを下げて、より幅広い層への訴求を図った。昨年同様に体験終了後には、希望者に対して受講料無料の本教室(全5回)を案内したが、新規応募者数は昨年と比べ減少した。